H25.5.29


頭を洗うのをお手伝いして
最後に顔をタオルで拭き
おじいさんが開けた目に
なにかに気づいたような色
そしておもむろに立ち上がり
今、お風呂に入ろうとしている
頭を洗い終わった
今から体を洗う
ところで
目の前の服を着たお前は
なんの為にそこにいる?
みたいな雰囲気になり
ここで裸になって
「いや、ぼくも」等と
こんな狭い浴室で
それこそ相撲をとるはめに
それはおかしい等
ここまで約1秒
とっさに出たことばは
「さんすけ」
自分を指差し
「さ ん す け」
もちろんおじいさんの眉間にしわ
梅雨独特の蒸し暑さもあいまって
頭の芯にしびれ
いつのまにか
「サンスケ、オーケイ?」と
なぜかカタコト発音の自分に
失笑
おじいさんもつられて
失笑
5秒後お風呂再開